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第4四半期の米GDP確報値、+3.1%に上方修正

 [ワシントン 25日 ロイター] 米商務省が25日発表した第4・四半期国内総生産(GDP)確報値は、年率換算で前期比3.1%増と、改定値の同2.8%増から上方修正された。民間設備投資が引き続き堅調なことに加え、需要拡大に対応するための在庫積み増しが寄与した。

 3月25日、第4・四半期米GDP確報値は、年率換算で前期比3.1%増と、改定値の同2.8%増から上方修正された。写真は2009年12月ニューヨークで撮影(2011年 ロイター/Finbarr O'Reilly)

 ロイターがまとめたエコノミスト予想は3.0%増で、これを上回った。

 第3・四半期は年率2.6%増、2010年通年では2.9%増となった。

 民間設備投資は7.7%増で、改定値の5.3%増から上方修正された。内訳では、機器・ソフトウエアに対する投資が7.7%増(改定値5.5%増)、構造物に対する投資が7.6%増(同4.5%増)にそれぞれ上方修正された。構造物に対する投資が増加に転じたのは、2008年第2・四半期以来初めて。

 在庫は162億ドル増で、改定値の71億ドル増から引き上げられた。

 在庫を除いた最終需要は、改定値から変わらずの6.7%増で、伸び率は1998年以来の大きさとなった。国内最終需要は3.2%増。

 個人消費支出は4.0%増で、改定値の4.1%増から下方修正されたものの、2006年第4・四半期以来の大幅な伸びとなった。第3・四半期は2.4%増だった。

 個人消費支出(PCE)価格指数は1.7%上昇し、食料・ガソリン価格上昇によるインフレ圧力の高まりを示した。上昇率は改定値の1.8%を下回ったが、第3・四半期の0.8%は大幅に上回った。

 一方、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として重視しているコアPCE価格指数は0.4%上昇と、伸び率は過去最低となった。改定値は0.5%上昇だった。

 4キャストのエコノミスト、ショーン・インクレモナ氏は「投資は今後もいく分勢いを増す見通しだ」と指摘。2011年第1・四半期のGDPはやや力強さを増すとの見方を示した上で、「問題はその後、個人消費支出が昨年末にかけて見られた勢いを持続できるかどうかだ」と述べた。

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