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米出口戦略、不透明感後退まで待てない可能性=地区連銀総裁

 3月30日、米セントルイス地区連銀のブラード総裁が、複数の潜在的な世界危機をめぐる不透明感が後退するまで、FRBは超緩和金融政策の解除開始を待てない可能性があると述べた(2011年 ロイター/Petr Josek)

 [シカゴ 30日 ロイター] 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は30日、連邦準備理事会(FRB)は複数の潜在的な世界危機をめぐる不透明感が後退するまで、超緩和金融政策の解除開始を待てない可能性があると述べた。

 同総裁は、ロンドンでの講演向けスライドの中で、FRBが金融刺激策の解除を開始した後でもたくさんの緩和措置が残ると語った。

 FRBは2008年12月以来、政策金利をゼロ付近に維持し、借り入れコスト押し下げに向け2兆ドル超の資産買い入れプログラムを実施した。

 ブラード総裁は、量的緩和第2弾(QE2)の開始以降、米経済は好転しており、今年の成長見通しは適度に良好との見解を示した。

 原油価格の高騰、日本の大規模地震と津波、その後に起こった原発危機、米財政状況、欧州債務危機などがもたらす不透明感が見通しに影を落としているものの、こうした事態が解決する前に連邦公開市場委員会(FOMC)は行動する必要があるかもしれないと指摘。

 「FOMCは、すべての世界的な不透明感が払しょくされるまで政策の正常化開始を待つことに前向きではない、もしくは、待てないかもしれない」と語った。

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