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11年の中国成長率9.6%、大震災の影響限定的=アジア開銀

 4月6日、アジア開発銀行は2011年版のアジア開発展望を発表。中国、インド、東南アジア諸国を含むアジア途上国の2011年の成長率を7.8%、2012年は7.7%と予測した。1月撮影(2011年 ロイター/Petar Kujundzic)

 [マニラ 6日 ロイター] アジア開発銀行は6日、2011年版のアジア開発展望を発表。中国、インド、東南アジア諸国を含むアジア途上国の2011年の成長率を7.8%、2012年は7.7%と予測した。2010年の9%からは鈍化するものの、なお高い成長を見込む。

 中国については2011年の成長率が9.6%、インフレ率は4.6%と予測。インドは2011年の成長率が8.2%、インフレ率を7.8%と予測した。

 ADBは、成長ヘのリスクとして、米国の弱い雇用と住宅市場、欧州の債務問題、日本の大地震の経済的影響、北アフリカ・中東情勢の緊迫を受けたコモディティ価格高を挙げたうえで「アジア地域は2011─2012年と高い成長を維持するが、インフレの脅威も差し迫る」と予想。

 アジアの政策責任者の多くが「マクロ経済政策を検討する際、均衡点が景気過熱の回避にシフト」したと認識すると指摘した。

 今回のリポートは、3月16日までに入手したデータに基づきまとめられた。11日に起きた東日本大震災の影響を数値化するのは難しいとしながらも、一時的かつ限定的なものにとどまるとみている。

 「穏やかな基調シナリオとして、深刻な余波、電力不足の長期化、福島第1原子力発電所からの大規模な放射能流出は想定していない」としている。

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