[東京 12日 ロイター] 経済産業省原子力安全・保安院は12日、東京電力9501.T福島第1原子力発電所の事故について、国際評価尺度で最悪の「レベル7」に引き上げると発表した。
「レベル7」はチェルノブイリ事故と同レベル。これまでは「レベル5」としていた。
原子力安全・保安院と原子力安全委員会は12日午前の会見で、ヨウ素131やセシウム137など放射性物質による被曝の総量などを考慮した結果、レベル7に相当する値と判断したとしている。
放射性物質の放出量はチェルノブイリ事故の1割程度と見られるという。