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3月国内企業物価指数、08年11月以来の上昇幅=日銀

 4月13日、日銀が発表した3月の企業物価指数速報によると、国内企業物価指数は前年比でプラス2.0%となり、2008年11月以来の上昇幅となった。写真は1月、川崎市の鉄鋼工場で撮影(2011年 ロイター/Issei Kato)

 [東京 13日 ロイター] 日銀が13日午前8時50分に発表した3月の企業物価指数(CGPI)速報によると、国内企業物価指数(2005年=100.0)は前年比でプラス2.0%となり、2008年11月以来の上昇幅となった。

 石油・石炭や鉄鋼製品など商品市況の上昇が寄与した。前月比ではプラス0.6%となった。東日本大震災の影響は製材・木製品の価格などに見られ、日銀では今後、価格上昇要因となる可能性があるとみている。 

 3月の企業物価指数は調査対象の855品目のうち、価格が上昇した品目数は355と、2月の329から増加。一方下落品目数は351と2月の373から減少した。この結果、2009年5月以来、1年10カ月ぶりに価格が上昇した品目数が下落した品目数を上回った。 

 前年比で価格が上昇した主な品目別は石油・石炭製品(プラス17.3%)、鉄鋼(プラス11.0%)、非鉄金属(プラス9.8%)、繊維製品(プラス4.4%)、加工食品(プラス3.7%)、製材・木製品(プラス4.1%)など。

 製材・木製品は、原木不足や接着剤価格の上昇、岩手・宮城県からの供給減などで合板価格が上昇した。

 下落したのは情報通信機器(マイナス5.9%)、電子部品・デバイス(マイナス4.6%)、電気機器(マイナス3.5%)、パルプ・紙(マイナス1.3%)など。

 同時発表した2010年度の国内企業物価は前年度比プラス0.7%となり、2年ぶりに上昇した。

 (ロイターニュース 竹本能文)

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