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米アップルが韓国サムスン電子提訴、特許侵害などで

 4月18日、アップルはサムスン電子のギャラクシーシリーズがiPhoneやiPadを「そのまま」模倣したものであるとして同社を提訴した。写真は1月、ニューヨークのアップルストアで撮影(2011年 ロイター/Mike Segar)

 [サンフランシスコ/ソウル 19日 ロイター] 米アップルAAPL.Oは、韓国のサムスン電子005930.KSのギャラクシー・シリーズがiPhone(アイフォーン)やiPad(アイパッド)に「酷似」しているとして同社を提訴した。アナリストは、ライバル社を寄せ付けないようにすることを目的とした動きとみている。

 サムスンはスマートフォンの分野で著しく成長している企業の一つ。アップルに差をつけられているもの、タブレット市場では最大のライバルとみられている。

 ギャラクシー・シリーズは、米グーグルGOOG.Oの基本ソフト(OS)であるアンドロイドを採用している。ただアップルの提訴はギャラクシーのスクリーン上のアイコン表示などデザインに焦点を絞っているという。

 CCSインサイトのアナリスト、ジョン・ジャクソン氏は、タブレット端末の分野では現時点でサムスンは実質的にアップルの唯一のライバルであると指摘し、「この分野でアップルの独走を許したくないのは明白だ」と述べた。

 訴状は15日にカリフォルニアの裁判所に提出され、サムスンがアップルの特許と商標権を侵害したと主張している。

 サムスンは「当社の知的所有権を保護するため適切な法的措置で対応する。中心技術の開発と知的所有権ポートフォリオの強化は、サムスンの継続的成功の鍵である」との声明を発表した。

 アップルのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)はこれまで、新製品の発表の場などでサムスンや他のライバル企業を批判してきた。これに対するサムスンの反応は控え目で、アップルが半導体などで同社の第2の顧客であることが背景とみられている。

 ソウルの大信証券のアナリスト、John Park氏は「提訴はライバルの躍進を警戒し、差をつけておきたいとするアップルのシンボリックな動きだと言える。アップルが主要顧客であることを考えると、サムスンが強硬に対抗する可能性は小さい」と述べた。

*内容を追加して再送します。

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