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フランスが北アフリカ移民の入国を拒否、EU「規定違反せず」

 4月18日、フランスが北アフリカ移民の入国を拒否していることについて、EUは違法でないとの見解を示した。写真はフランスのゲアン内相。8日撮影(2011年 ロイター/Alessandro Garofalo)

 [ブリュッセル 18日 ロイター] ベンアリ政権が崩壊したチュニジアからイタリアに大量の移民が押し寄せている問題で、フランス政府は17日、北アフリカ出身の移民が流入するのを防ぐため、イタリアとの国境にある鉄道を一時封鎖した。

 これを受け欧州連合(EU)は18日、フランスの措置は違法でないとの見解を示した。欧州委員会のマルムストロム内務担当委員は記者会見で、フランスの入国拒否は治安維持のため必要だと述べ、同国はそうする権利があると指摘した。

 イタリアのフラティニ外相はこれより先、フランスは「越えてはならない一線を越えてしまった」と18日付のラ・リパブリカ紙で非難。EUが規定する移動の自由の原則に反していると強調した。フランスのゲアン内相はこれに対し、規定違反の事実はないと主張していた。

 イタリアには、チュニジアやエジプトのほか内戦状態が続くリビアから移民が押し寄せ、これまでに2万6000人が到着している。欧州諸国の多くは、移民への支援提供によって不法入国者が増加する可能性があるとみており、受け入れには消極的な姿勢を見せている。

 人道支援団体は、リビアの内戦状態が続いていることから、今後も北アフリカから数千人の移民が押し寄せると予想している。

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