[シンガポール 21日 ロイター] 21日アジア時間の取引で金や銀の価格が一段高となり、金は5営業日連続で最高値を更新した。
ドル安や中東情勢の混迷、ユーロ圏の債務危機、米国の財政に対する懸念などが金相場を押し上げている。
金の現物は一時オンス当たり1508ドルまで上昇し、最高値を更新。0431GMT(日本時間午後1時31分)時点では1505.86ドルで推移している。
金先物も1508.9ドルまで上昇し、最高値をつけた。
金の上昇につれて銀も上昇。現物は一時オンス当たり45.93ドルと、ハント兄弟の買い占めで急騰した1980年以来の高値をつけた。