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インド5カ年計画の成長目標は9─9.5%、インフレ抑制目指す

 4月21日、インド政府の計画委員会の副委員長であるMontek Singh Ahluwalia氏(写真)は、インドの高インフレ率は財政赤字削減と農産物の生産拡大により抑制可能との考えを示した。2009年8月、ニューデリーで撮影(2011年 ロイター/B Mathur)

 [ニューデリー 21日 ロイター] インド政府の計画委員会の副委員長であるMontek Singh Ahluwalia氏は21日、インドの高インフレ率は財政赤字削減と農産物の生産拡大により抑制可能との考えを示した。

 シン首相はこの日2017年3月までの5カ年計画計画策定のため計画委員会を開催。委員会に、2017年3月までの5カ年計画で年間の経済成長率目標を9─9.5%とするよう求めた。現行の2007年4月─2012年3月の目標は8.2%。

 政府は今年度の成長率を9%程度と予想しているが、民間のエコノミストは3月が年度末だった前年度の8.6%を下回る可能性があるとみている。

 インドの3月のインフレ率は予想を大幅に上回る約9%に上昇。燃料や製品価格の上昇が背景で、中銀には積極的な利上げに対する圧力が強まっている。

 同氏は計画委員会の会合後「委員会は、インフレ圧力の再燃は世界とわが国の経済状況の弱点と認識している。解決策は適切な財政バランスにある。わたしはこれまでも、委員会が財政赤字の抑制と農業部門の成長を積極的に支持することを明らかにしてきた」と述べた。

 同氏はシン首相の有力顧問の一人。2017年3月末までの5年間の年間インフレ率は5%との見通しを示した。 

 インド政府は2011/12年度(2012年3月まで)の財政赤字を、国内総生産(GDP)比で前年度の5.1%から4.6%に引き下げることを目指している。また、2011/12年度の農業部門生産高は、前年度比で少なくとも4%増となる見込み。前年度は推定で5.6%増とされている。

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