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中部電が浜岡原発の停止受け入れ、12年3月期予想は「未定」に

 5月9日、中部電力は臨時取締役会を開き、菅首相から要請を受けていた浜岡原子力発電所全面停止の受け入れを決定。写真は同原発で5日撮影(2011年 ロイター/Issei Kato)

 [東京 9日 ロイター] 中部電力9502.Tの水野明久社長は9日夕、臨時取締役会後に記者会見し、政府からの要請に応じて、浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の運転停止を受け入れることを明らかにした。政府の要請を重く受け止めたとした。2012年3月期の業績予想は、売上高、利益ともに「未定」に修正するとした。

 水野社長は、同日の取締役会で浜岡原発4号機と5号機の運転停止と、3号機の運転再開の見送りを決定したと述べた。「総理からの要請は極めて重いと受け止めている」と説明。東京電力9501.T福島第1原発の重大事故を契機に、人々の間で原子力発電に対する不安が高まっており、安全最優先という原子力事業の基本を貫くべきだとの判断を説明した。

 具体的には津波に対する安全の強化策を着実に実行し、地域社会からあらためて信頼を得ることを最優先すべきと考えたとした。その上で、顧客や地域社会、株主などに過度な負担がないよう海江田万里経済産業相に支援を要請し確認したとも話した。

 中部電は4月28日に、2012年3月期の業績予想を発表していたが、浜岡原発の運転停止を受け「合理的に予想することが困難」だとし、売上高と利益の予想を「未定」に修正するとした。

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