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2期連続マイナス成長、日本国債格付けに下押し圧力=ムーディーズ

 5月23日、ムーディーズは日本の1─3月期実質GDPが2期連続のマイナス成長になったことに関連して、日本国債格付けに下押し圧力になるとの見解を明らかにした。写真は銀座で3月撮影(2011年 ロイター/Toru Hanai)

 [東京 23日 ロイター] ムーディーズ・インベスターズ・サービスのソブリン・リスク・グループ・シニア・ヴァイスプレジデント、トーマス・バーン氏は23日付で、日本の1─3月期実質国内総生産(GDP)が2期連続のマイナス成長になったことに関連して、過去10年における3度目の景気後退局面で、これは経済政策の効果の観点で日本国債格付けに下押し圧力になるとの見解を明らかにした。 

 同時に、バーン氏は「GDPの予想外の落ち込みにより、菅政権は第二次補正予算に急ぎ着手する必要性がある。民主党内の取りまとめと自民党の協力を取り付けなくてはならない」と述べた。

 大震災による生産・所得の損失規模の大きさは「長期の成長率を阻害し、日本の成長力を低めてしまった可能性がある」(バーン氏)との見方をしている。電力供給問題は一時的だが、サプライチェーンの寸断により日本企業の市場シェアを今後長い間失うリスクは、経済により深刻とみている。東京電力9501.T補償の政府負担も日本の今後の財政に悪影響を及ぼすと指摘。日本経済の回復が遅れた場合、財務省と日銀の追加措置が必要との見解も示した。 

  (ロイターニュース 星裕康、片山直幸)

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