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ゲーム見本市「E3」が7日開幕へ、任天堂Wii後継機にも注目

 [ニューヨーク 3日 ロイター] 世界最大規模のゲーム見本市「E3」が7日、米ロサンゼルスで開幕する。足元の揺らぎが見える日本勢の任天堂7974.OSやソニー6758.TSNE.Nは、新製品を強力にアピールすることで巻き返しを図る。

 6月3日、米ロサンゼルスで7日に開幕する世界最大規模のゲーム見本市「E3」で、任天堂やソニーは、新製品を強力にアピールすることで巻き返しを図る。写真は昨年6月のE3で、任天堂のブースに並ぶメディア関係者ら(2011年 ロイター/Phil McCarten)

 かつてゲーム機販売で常にトップを走ってきた任天堂は、マイクロソフトMSFT.Oやソニーの躍進で苦戦を強いられ、裸眼3Dの携帯ゲーム機「3DS」の販売も低迷。この状況下、任天堂はトップ返り咲きを目指し、E3で家庭用ゲーム機「Wii」の後継機を発表する。

 任天堂はこれまで新機種の詳細については明らかにしていないが、HD対応の新型コントローラーが採用される見通しで、従来の任天堂ソフトもプレー可能になるとみられている。

 仏大手ゲームソフトメーカー、ユービーアイソフトUBIP.PAのイブ・ギルモ最高経営責任者(CEO)は、「新しい任天堂のゲーム機は、業界にとってプラスになるとみている。新型機は、ソニーやマイクロソフトに何らかの対応に出るよう働きかけることになるだろう」と述べた。 マイクロソフトは2005年11月に「Xbox(エックスボックス)360」を発売し、ソニーは06年11月に「プレイステーション3」を発売。両機とも安定した売り上げを記録しており、両社ともに後継機発表の予定は今のところない。

 <顧客情報流出問題に揺れるソニー>

 ソニーは現在、任天堂とは違ったハードルに直面。1億件を超える顧客情報流出問題に揺れており、4月に発生したハッカー攻撃の影響で、ゲーム配信サービス「プレイステーションネットワーク(PSN)」は約3週間停止され、日本・香港・韓国ではいまだに再開されていない。

 ソニーは専門家らから、ネットワークの保護に失敗したとして厳しく批判されており、E3では流出問題の影響を避けて通ることはできないとみられている。

 MKMパートナーズのアナリスト、エリック・ハンドラー氏は、「ソニーのプレゼンは、ハッキング問題への解決姿勢を示し、顧客に情報が安全だと保証させるものでなければならない」と指摘する。

 逆風が吹く中、ソニーは携帯型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」の後継機「NGP」の売り込みを図る。NGPは5インチの有機ELタッチパネルを前面に搭載し、3G通信機能とWiFi機能を内蔵している。

 ソニー・コンピュータエンタテインメント・アメリカのハードウエア・マーケティング部門ディレクター、ジョン・コラー氏は、「セキュリティーは依然として強固だと考えている。顧客は大挙して戻ってくるだろうし、E3には強力な商品を出展する」と自信を見せた。

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