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米市場で中国企業株急落、ブローカーが購入資金貸し出し停止

 6月8日、ブローカーによる購入資金の貸し出し停止により、米国株式市場で中国企業株が急落した。ウォール街で2009年3月撮影(2011年 ロイター/Lucas Jackson)

 [ニューヨーク 8日 ロイター] 8日の米国株式市場で、中国企業株が急落した。中国企業の間で会計処理をめぐるスキャンダルが相次いでいることで、一部のブローカーが中国株の取引リスクを指摘し、顧客に対する一部中国株購入資金の貸し出しを停止したことが嫌気された。

 インタラクティブ・ブローカーズ・グループIBKR.Oは、中国の160銘柄について、不正会計処理などの疑いがあることを理由に、購入資金の貸し出しを停止した。

 ディスカウントブローカーのTDアメリトレードAMTD.Oも、米市場に上場している中国企業に対する監視を強めていく方針を示した。

 TDアメリトレードは、現時点では米市場に上場している中国株の購入を望む投資家に対する新たなルールは策定していないが、「投資家の利益のために必要なら措置を講じる」としている。

 サイトロン・リサーチ社を率いるアンドリュー・レフト氏は「これらの中国企業(への投資)は危険で、(ブローカーの措置は)投資家に対する責任ある行動だ」とした上で、「それらの銘柄を購入するだけなら問題はない。しかし、信用で購入してはならない」と述べた。

 8日の取引ではインタラクティブ社がリストアップした銘柄の下げが目立ったが、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の人人網(Renren)RENN.Nが11.7%急落するなど、リストに入っていない銘柄も大きく売られた。

 中国企業の会計処理をめぐっては、調査会社のマッディ・ウォーターズが先週、シノ・フォレストTRE.TOの不正会計を指摘したことなどから注目が集まった。シノ・フォレスト株はそれを受けて急落した。

 Taomee HoldingsTAOM.Nも、新規株式公開(IPO)に関する文書の中で、監査で内部統制に大きな問題があることが判明したと明らかにした。

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