for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

松本復興相が失言問題で辞任、菅首相の復興推進に打撃

 7月5日、松本龍復興担当相(写真)は、東日本大震災で被災した岩手、宮城県知事との会談で失言した責任をとり、菅直人首相に辞表を提出、受理された(2011年 ロイター/Yuriko Nakao)

 [東京 5日 ロイター] 松本龍復興担当相は5日、東日本大震災で被災した岩手、宮城県知事との会談で失言した責任をとり、菅直人首相に辞表を提出、受理された。

 同氏は今月3日に両知事と面会した際、「知恵を出さないやつは助けない」などと発言、被災地住民の感情を逆なでする言動だとして野党などから厳しい批判をうけていた。迅速な復興推進を掲げて政権維持を図る菅首相にとって、その要となる復興担当相の辞任は大きな打撃となる。

 松本氏は6月27日に復興担当相に任命されたばかり。就任後、被災地訪問として今月3日に岩手、宮城両県を訪れた際、達増拓也岩手県知事、村井嘉浩宮城県知事と会談。達増知事に対して、「(私は)九州の人間だから東北の何市がどこの県か分からない」「知恵を出したところ(自治体)は助けるけど、知恵を出さないやつは助けないぐらいの気持ちを持って」と発言。村井知事には「政府に甘えるところは甘えていい。こっちも突き放すところは突き放す。そのくらいの覚悟でやっていこう」などと話したという。

 共同通信などによると、松本氏は5日朝、首相と首相官邸で会談。5日午前の閣議を欠席し、その後の記者会見で「言葉が足りなかったり荒かったりして被災者の心を痛めたことを本当におわびしたい」と自らの失言を陳謝した。ただ、辞任を決めた理由については「個人的な都合」とだけ語り、詳細は明らかにしなかった。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up