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5月経常黒字は前年比半減、貿易赤字を投信配当大幅増等でカバー

 7月8日、5月の経常収支は5907億円の黒字で前年比51.7%減となった。横浜港で4月撮影(2011年 ロイター/Yuriko Nakao)

 [東京 8日 ロイター] 財務省が8日に発表した国際収支状況速報によると、5月の経常収支は5907億円の黒字となった。前年比51.7%減と半減した。減少は3カ月連続。ロイター事前調査の予測中央値3800億円程度は上回ったが、貿易赤字が大きな下押し要因となる一方で、投信配当や債券利払いの大幅増加に下支えられて経常黒字を確保している状況。

 内訳をみると、貿易・サービス収支は7903億円の赤字で、2カ月連続の赤字だった。

 貿易収支は生産停滞で輸出が減少した一方、液化天然ガス(LNG)を中心に原燃料輸入が2桁増となったため、7727億円の赤字となり過去2番目の赤字幅を記録した。

 サービス収支は、外国人観光客が前年から半減し、旅行収支の赤字幅が拡大した一方で、地震による海外再保険会社からの受け取りが増えたことから、全体では赤字幅が縮小して176億円となった。

 所得収支は1兆4581億円の黒字で前年比57.5%増。4月に比べて増加幅が拡大した。証券投資、特に投信の配当受け取りが大きく増加し、債券利払いの受け取りも拡大したことが寄与した。

 (ロイターニュース 中川泉;編集 山川薫) 

*内容を追加して再送します。

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