[東京 17日 ロイター] 米アップルAAPL.Oは、携帯電話「iPhone(アイフォーン)」やタブレット型端末「iPad(アイパッド)」に使うスクリーンの安定供給を確保するため、シャープ6753.Tの亀山工場に10億ドル(約766億円)を投資する可能性がある。MFグローバルFXA証券が17日、顧客向けリポートで指摘した。
同社調査部アナリストのデービッド・元三・ルベンステイン氏は、リポートで「iPhoneとiPad向けスクリーンの安定的な調達のため、アップルがシャープの亀山工場に約10億ドル規模の投資を行う可能性は高い」と指摘。「シャープの採算性に大きなインパクトを与えるだろう」としている。
この件について、夏季休業中のシャープからのコメントは今のところ得られていない。