[アムステルダム 24日 ロイター] スマートフォン(多機能携帯電話)の特許侵害をめぐる米アップルAAPL.Oと韓国サムスン電子005930.KSの係争で、オランダの裁判所は24日、サムスンの3機種について、アップルの特許を侵害しているとして、オランダを含む一部欧州諸国での販売差し止めを命じる決定を下した。
対象は「ギャラクシーS」「ギャラクシーS2」「ギャラクシー・エース」の3機種で、スクロールやブラウジングに関するアップルの特許1件を侵害していると認定した。
ただしアップル側が主張する他の特許侵害は認めず、タブレットの「ギャラクシータブ」や意匠に関する権利の侵害、「あからさまなコピー」はないとの判断を示した。
裁判所の広報担当によると、差し止めの発効は10月13日以降の見通し。