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性的虐待問題でローマ法王をICCに告訴、支援団体「事件を隠蔽」

 9月13日、カトリック聖職者による性的虐待問題で、被害者を支援する人権団体が、ローマ法王ベネディクト16世(写真)とバチカン幹部が性的虐待を容認したとして、国際刑事裁判所に告訴した。イタリア中部アンコーナで11日撮影(2011年 ロイター)

 [アムステルダム 13日 ロイター] カトリック聖職者による児童への性的虐待問題で、被害者を支援する人権団体が13日、ローマ法王ベネディクト16世とバチカン幹部3人が性的虐待を容認したとして、オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)に告訴した。この問題が国際的な司法手続きの場に提起されたのは初めて。

 訴えたのはニューヨークなどに拠点を置く被害者の支援団体で、告訴状では、バチカン当局者が容認したために性的虐待が行われたとし、人権に対する犯罪に当たると主張している。

 支援団体の弁護士は、「そのほとんどが子どもである何万人もの犠牲者に対する犯罪が、バチカンの最も高い地位にいる関係者によって隠蔽(いんぺい)された」と語った。

 ただ、性的虐待の多くがICCが創設された2002年以前に行われており、バチカン市国がICCの司法権を承認していないことから、実際に立件される可能性は低いとみられる。

 ローマ法王庁は告訴について、直ちにコメントする予定はないと話した。

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