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4日発表の新型iPhone、「機種数」に市場の憶測集まる

 [サンフランシスコ 2日 ロイター] 米アップルAAPL.Oは、4日に米カリフォルニア州クパチーノの本社で開くイベントで、多機能携帯端末(スマートフォン)「iPhone(アイフォーン)」の新機種を発表するとみられている。

 10月2日、米アップルは、4日に米カリフォルニア州クパチーノの本社で開くイベントで、多機能携帯端末「iPhone(アイフォーン)」の新機種を発表するとみられている。写真は同社ロゴ。サンタモニカで8月撮影(2011年 ロイター/Mario Anzuoni)

 新たに最高経営責任者(CEO)に就任したティム・クック氏にすれば、これまで隠れていたスティーブ・ジョブズ前CEOの影から踏み出すチャンスがついに訪れたことになり、トップとしてのデビューを果たすのにはこれ以上ない機会だと言える。

 景気が低迷する中でも、消費者らは新型iPhoneを求めて、またも長い列をつくるとみられる。クック氏にとっては、療養中のジョブズ氏の後を8月に継いで以来、初めて発表する主力商品となる。

 「iPhone5」とされる新機種は、競争が激化するスマートフォン市場でアップルが競合他社より一歩抜きん出る原動力となったiPhone4に比べ、より大きなタッチスクリーンや高速プロセッサーを搭載すると広く予想されている。

 アップルが狙うのは、ゲームのルールを変えてしまうさらなる技術革新によって消費者を驚嘆させ、市場の頂点に立つこと。発売から1年以上が経過したiPhone4は、6月末までの第3四半期に2000万台以上が販売されるほどの大ヒット商品で、世界で最も売れたスマートフォンになるとみられている。

 クック氏は4日のイベントでステージに立つとみられており、投資家らは「オペレーションの天才」と呼ばれる同氏が注目製品の発表をいかに仕切るか直接目にすることになる。ただ、同氏は幹部として高い評価を受けているものの、製品の売り込みついては未知数の部分がある。

 <発表される新機種は1台か複数か>

 今後大きな収益が見込まれるアジア市場では、フィンランドのノキアNOK1V.HEが低価格帯で大きなシェアを占めている。こうしたことから、一部の投資家やアナリストは、iPhoneの次世代機と合わせて、iPhone4の廉価版も発表されると予想している。

 さらに、ジェフリーズのアナリスト、ピーター・ミセク氏は「3GSをベースにした廉価版iPhoneも発表されるのでは」と語る。

 ウォール街では、新たに発表されるiPhoneにより、アップルの10─12月期売り上げが大きく伸びるとみており、出荷数も約2900万台に上ると予想している。

 メディアなどに先週届けられたイベントへの招待状には、iPhone上でおなじみのアイコンが4つ並んでおり、このことが複数の機種が発表されるシグナルだとみるアナリストも多数いる。さらに、新型iPhoneの機能についても、高速無線通信から音声ナビゲーションまで憶測が過熱している。

 これに対し、スターン・アギーのアナリスト、ショー・ウー氏は「何より興味をそそられるのは、招待状にある緑色の電話アイコンの横に1という数字があること。新型iPhoneの発表は1つだけということを示唆しているのではないか」と話している。

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