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オリンパスのFA費用で証券監視委に調査依頼=前社長

 10月19日、オリンパスのウッドフォード前社長はロイターとのインタビューで、同社のFA費用に関して証券監視委に調査を依頼したことを明らかに。写真は都内の本社前で。5月撮影(2011年 ロイター/Yuriko Nakao)

 [ロンドン 19日 ロイター] オリンパス7733.Tのマイケル・ウッドフォード前社長は19日、ロイターとのインタビューに応じ、英医療機器メーカーのジャイラス社買収で、同社がフィナンシャル・アドバイザー(FA)に6億8700万ドル(当時のレートで約687億円)を支払っていたことについて、証券取引等監視委員会(SESC)に調査を求める書簡を送付したことを明らかにした。

 ウッドフォード氏は、投資家がこの件で主導権を握るべきと主張。「会社は巨額の損失を計上しており、役員らは説明責任がある。現在の取締役会から完全に独立した調査が行われるべきだ」と語った。

 ジャイラスの買収は2007年11月に発表し、08年2月に完了した。当時の発表で買収額は2117億円。オリンパスが19日開示したジャイラス買収のFAへの支払い総額6億8700万ドルの内訳は、FA報酬が2億4398万ドル(約243億円)、ジャイラス社がFAに発行した優先株の買い取りにかかった費用が4億4302万ドル(約443億円)だった。FAへの支払総額は買収額の32%で、FA報酬だけでも11%を超える規模になる。

 オリンパスはFA先を開示していないが、ウッドフォード氏は、米国に登記のあるアグゼス・アメリカ(Axes America)およびケイマン諸島に登記のあるアグザム・インベストメント(AXAM Investment)の2社とし、ともに所有者が不明と指摘。「不明な会社にFAという名目で6億8700万ドルという金額が支払われたというのが単純な事実だ」と述べた。

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