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オリンパス社長が交代、M&Aめぐる報道や株価低迷受け

 10月26日、オリンパスは同日付で菊川剛会長兼社長が職を退き、高山修一取締役専務執行役員が新社長に就任すると発表した。写真は5月撮影(2011年 ロイター/Yuriko Nakao)

 [東京 26日 ロイター] オリンパス7733.Tは26日、同日付で菊川剛会長兼社長が職を退き、高山修一取締役専務執行役員(61)が新社長に就任すると発表した。マイケル・ウッドフォード元社長の解任に端を発した一連の報道や、株価の低迷に対応した措置。菊川氏は代表権を返上するが、取締役にはとどまる。 

 高山新社長は新潟県の長岡工業高専を卒業後、1970年にオリンパスに入社。カメラ事業を手掛けるオリンパスイメージングの社長などを歴任した。午後5時30分から都内のホテルで開く会見に高山新社長は出席するが、菊川氏は同席しない予定。

 オリンパスは社長交代の理由について、過去のM&Aなどに関する一連の報道や株価の低迷などを通じて「各方面にご心配、ご迷惑をおかけした」ことへの対応である、とのコメントを発表した。

 オリンパスは今月14日、「経営手法のかい離」を理由に社長だったウッドフォード氏を解任。これに対し、ウッドフォード氏は、過去のM&Aをめぐるガバナンス(企業統治)問題を菊川氏に提起し、同氏と森久志副社長に辞任を求めた後に解任されたと主張し、両者の見解が食い違っている。

 オリンパスをめぐっては、英医療機器メーカーのジャイラス買収をした際、フィナンシャル・アドバイザー(FA)に買収価格の3分の1に当たる多額の資金を支払ったことや、2006─08年に実施した国内3社の買収完了の翌年に買収価格の75%に及ぶ減損処理を行ったことが明らかになっている。

 株式相場は不明朗な資金の流れやオリンパスの企業統治に不信感を強めており、同社の株価はウッドフォード氏解任前日の13日から26日までに5割以上減少。時価総額でおよそ3700億円が失われた。

*情報を追加して再送します。

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