for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

ユーロが下落、イタリア国債入札が不調=NY外為市場

 10月28日、ニューヨーク外国為替市場ではユーロが下落。イタリアの10年債入札で落札利回りがユーロ導入以来最高となったことが重しとなった(2011年 ロイター/Brendan McDermid)

 [ニューヨーク 28日 ロイター] 28日のニューヨーク外国為替市場ではユーロが下落した。イタリアの10年債入札で落札利回りがユーロ導入以来最高となったことが重しとなった。

 ユーロ圏の国債入札としては26日の欧州首脳会議後初めて。首脳会議では欧州金融安定ファシリティー(EFSF)を約1兆ユーロに拡大することで合意した。ただ資金の調達方法が不透明なほか、規模に対する懸念も根強いことから、ユーロの地合いは弱いとアナリストは指摘している。

 スタンダード・ライフ・インベストメンツの為替部門投資ディレクター、ケン・ディクソン氏は「債務が極めて大きく成長率の低い国の高い資金調達コストが根本的な問題で、ユーロ圏の状況は依然として非常に厳しい」と述べた。

 ユーロ/ドルは0.2%安の1.41603ドル。1.4255ドル付近が抵抗線とみられている。

 ドル/円は0.3%安の75.760円。27日にEBSでつけた史上最安値75.661円は上回っている。 

 来週は11月3日の欧州中央銀行(ECB)理事会を前に、ユーロが弱含む可能性がある。11月1─2日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)にも注目が集まっている。

 ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルでG10通貨戦略のグローバル責任者を務めるジェンズ・ノードビグ氏は「ECBが利下げに踏み切るかどうかがユーロにとって最も重要だ」と述べた。

 その上で「ユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)の水準は欧州がすでにリセッション(景気後退)入りしていることを示している。ECBが金利を少なくとも1%まで引き下げることは時間の問題だ」との見方を示した。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up