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トルコ地震で邦人男性死亡、被災者デモに警察が催涙弾

 11月10日、トルコ東部ワン県で9日夜に起きたM5.7の地震は、県都ワン市での死者が12人に達した。写真は生存者を探す救助隊(2011年 ロイター)

 [ワン(トルコ) 10日 ロイター] トルコ東部ワン県で9日夜に起きたマグニチュード(M)5.7の地震は、県都ワン市での死者が10日までに12人に達した。報道によると、日本のNPO法人「難民を助ける会」から支援活動で派遣されていた職員の宮崎淳さん(41)が、倒壊したホテルから発見され、搬送先の病院で死亡した。

 捜索活動は夜を徹して続けられ、災害対策当局は倒壊したホテルから28人が救出されたと発表。1歳4カ月の幼児ら2人が救急車で首都アンカラの病院に運ばれた。

 宮崎さんと同じNPO法人のスタッフで、倒壊したホテルから救出された近内みゆきさん(32)は、搬送先の病院でロイターに対し「(がれきの下で)何とか左目を開けた際に光が見え、それに安心して生きる望みを持てた。それは私が使っていたパソコンの光だった」と、救出されるまでの状況を語った。

 一方、被災地では地震をめぐる当局の対応に不満を募らせた市民らがデモを実施。これに対し、治安警察が催涙弾や警棒を使用する騒ぎがあった。

 避難生活の寒さからテントを求めて対策本部にやって来たという男性は、「既に大きな苦しみを味わっている人たちに、どうすれば催涙スプレーを使えるのか」と憤りをあらわにしていた。

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