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サブプライム問題、銀行巻き込まれておらず底は抜けない=前総務相

 8月19日、竹中前総務相(慶応大教授)はフジテレビの番組で、米サブプライムローン問題について銀行が巻き込まれておらず底が抜けるような状況にはないとの認識を示した。2005年8月撮影(2007年 ロイター/Issei Kato)

 [東京 19日 ロイター] 竹中平蔵前総務相(慶応義塾大学教授)は19日、フジテレビ「報道2001」に出演し、米サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅融資)問題について、銀行が巻き込まれておらず底が抜けるような状況にはない、との認識を示した。

 竹中氏は、サブプライム問題について「銀行が巻き込まれていないから底は抜けない」と指摘。「決済システムが揺らぐことが、一番底が抜ける状況になるが、そこは免れている」との認識を示した。株価下落についても「つるべ落としのような形で行くようなことはない」と語った。

 急激に円高が進んだことについては「日本経済は昨年以降、デフレのもとで日銀が金利を引き上げており、これがじわじわと効いている。内需が強くなくて、外需に依存しているような形になってきており、円高はそれに対して決定的な影響を与えていく」との見方を示した。

 日銀は今月22、23日の金融政策決定会合で利上げの是非について議論する。竹中氏は「いくらなんでも、この状況下で金利を引き上げることはしないとは思うが、日銀はデフレの中で金利を引き上げるというマーケットの常識からは信じ難いようなことをこの1年間やってきた。その総決算をしてもらいたい」と利上げを強くけん制。その上で「日銀がちゃんとやってくれないと、(デフレ脱却が後ズレし)国民の消費税負担が増える。今そのワナに陥り始めており、マーケットとしっかりとした対話をしてもらわないと困る」と注文をつけた。

 次期日銀総裁候補として名前が挙がっていることに関しては「絶対にやらない」と断言した。

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