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日生や明治安田などの米サブプライム投資はゼロ、三井生命は評価損16億円

 [東京 26日 ロイター] 日本生命や明治安田生命などは26日、2007年9月中間決算の会見で、米サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅融資)関連商品への直接投資の残高がないことを明らかにした。一方、三井生命は投資残高が30億円あり、9月末で評価損を16億円計上したことを明らかにした。

 11月26日、日本生命や明治安田生命などは、2007年9月中間決算の会見で、米サブプライムローン関連商品への直接投資の残高がないことを明らかにした。写真は5月、米カリフォルニア州で撮影(2007年 ロイター/Mark Avery)

 日生の幹部は決算会見で、ファンド運用の一部で組み入れがあったものの「むしろ含み益が発生している」と述べたほか、9月末時点で「売却損も評価損も発生していない」と語った。

 明治安田生命もサブプライム関連商品への直接投資の残高はゼロであることを明らかにした。会見した堀俊之運用企画部長によると、保有するヘッジファンドのファンド・オブ・ファンズの「サブファンドのごく一部に(サブプライム関連の)残高があったが、(9月末時点で)評価損や売却損はない」という。また、評価損などの計上は「下期にも予想していない」と述べた。

 16億円の評価損失を計上した三井生命は、通期決算の損失見通しについて「マックス30億円の損失で限定的だ」(幹部)と述べた。

 住友生命の橋本雅博常務は、サブプライム関連商品への直接投資は「行っていない」と述べたほか、投資先のファンド・オブ・ファンズについても「運用会社にヒアリングをしたところ、投資していないことを確認した」という。

 保険会社のサブプライム問題の決算への影響をめぐっては、損害保険各社も11月20日の決算発表で明らかにしていた。それによると、あいおい損害保険8761.Tのサブプライム関連の投資額は1154億円、9月末の評価損は252億円だった。

 損害保険ジャパン8755.Tは、サブプライム関連の資産運用残高はゼロだったが、サブプライムを裏づけとしたCDO(債務担保証券)の元本償還保証業務で引受け残高が2400億円あった。

 ミレアホールディングス8766.Tは、9月末時点のサブプライム関連のエクスポージャーは269億円、三井住友海上火災保険8752.Tは金融保証で11億円のほか、ヘッジファンドへの投資で3000万円だった。三井住友海上は9月末で関連損失を計上しなかった。

 日本興亜損害保険8754.Tのサブプライム関連投資は、CDO1件の10億円。ニッセイ同和損害保険8759.Tの投資はゼロだった。

(ロイター日本語ニュース 江本 恵美記者)

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