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ドル108円半ばへ1円超の円安、アブダビ政府の米シティ資本参加で

 11月27日、正午過ぎの外為市場でドルが108円半ばへ1円超上昇。写真は2004年3月に東京都内で撮影した外為ディーラー(2007年 ロイター/Yuriko Nakao)

 [東京 27日 ロイター] 27日正午過ぎの外為市場で、ドルが108円半ばへ1円超上昇した。市場筋によると、米金融大手のシティグループC.Nがアブ・ダビ・インベストメント・オーソリティ(アブダビ投資庁)に75億ドルで出資証券を売却するとの発表を受けて、GLOBEX(米時間外金融先物取引)の米株先物がプラスに転じたことが円売りの手掛かりとなった。

 ドル/円は電子取引のEBSで、発表前の107.40円付近から108.61円まで1円超、上昇した。外為市場では、アブダビ投資庁のシティグループへの資本参加で、サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅融資)問題を背景に広がっていた欧米金融機関の巨額損失計上と信用リスク問題が改善に向かう可能性が出てきたとの声が出ている。

 ドルは日本時間の早朝、26日の米国株安などを受けて一時107.22円まで下落。2005年6月以来、2年半ぶりの円高水準を更新していた。

 シティの発表をきっかけに円は他通貨に対しても売られ、ユーロ/円は159円半ばから161円前半へ、英ポンド/円は222円前半から224円後半へ、豪ドル/円は93円半ばから95円半ばへ急上昇した。

 最近の外為市場では、世界的な株価上昇は投資家がリスク姿勢を強め、円キャリートレードが活発化するとの見方から、円売り手掛かりとされている。

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