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米ドルがさらに下落すれば問題生じる可能性=世銀エコノミスト

 1月8日、世界銀行のチーフエコノミスト、ハンス・ティマー氏は、米国が景気後退を防ぐため、大幅利下げを行った場合、ドルがさらに下落する可能性があるとの懸念を示した。写真は2005年8月、インドネシアで撮影した米ドル紙幣(2008年 ロイター/Beawiharta BEA)

 [ワシントン 8日 ロイター] 世界銀行のチーフエコノミスト、ハンス・ティマー氏は8日、ドル相場について、今の水準を大幅に超えて下落する必要はないと指摘した上で、米国が景気後退を防ぐため、大幅利下げを行った場合、ドルがさらに下落する可能性があるとの懸念を示した。

 同氏は、これが現実となれば、世界経済や米経済の減速を力強いパフォーマンスで補ってきた一部の新興国に悪影響を及ぼす可能性があると語った。

 同氏は、ロイターに対し、ドルの下落は巨額の米経常赤字の縮小につながり、世界経済不均衡の是正を手助けしたと指摘。「これまでのドルの動向は非常に有益だった」と述べた。

 しかし、米国がリセッション(景気後退)入りした場合や、米金融政策がさらに緩和された場合に、これらの影響でドルが大幅下落すれば問題が生じると警告。「ドルは今後、これ以上大幅に下落する必要はないと考えており、こうした要因を大きなリスクのひとつと捉えている」と語った。

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