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日経平均が大幅続落、全面安のなか500円超の下げ

 2月6日、午前の東京株式市場では、日経平均が大幅続落。写真は都内にある株価ボード前で。1月撮影(2008年 ロイター/Toru Hanai)

 [東京 6日 ロイター] 午前の東京株式市場では、日経平均が大幅続落。500円を超える下げとなった。米リセッション懸念の高まりを受けて主力株が軒並み売り気配のスタート。相場は全面安となり、断続的な先物売りもあって日経平均は1万3100円台に下落した。

 前場の東証1部騰落数は、値上がり61銘柄に対して値下がり1630銘柄、変わらずが26銘柄。

 1月米ISM非製造業景気指数が41.9に急低下し「崖っぷちから突き落とされたようなインパクトがあった。米国のリセッションの可能性が高まっていると考えざるを得ない」(いちよし証券投資情報部チーフストラテジスト、高橋正信氏)と、参加者は緊張感を高めた。S&Pが、金融保証会社が格下げされると一部金融機関に格下げのリスクが出てくるとの見方を示したことも信用収縮への懸念につながり、トヨタ自動車7203.T、ソニー6758.T、みずほフィナンシャルグループ8411.T、新日本製鉄5401.Tなど主力株が軒並み売り気配で始まった。

 朝方の売り一巡後はいったん下げ渋り、5日に決算を発表したトヨタが前日比プラス圏に浮上する場面もあったが、断続的に出てくる先物売りに押し流されるように再び値を消し、日経平均は500円を大きく超える下げとなって前場の安値圏で取引を終えた。

 本格化している国内企業の決算が米国景気の不透明感を織り込み始めているだけに、センチメントを改善させる手掛かりは乏しい。業績予想を上方修正したニコン7731.Tなどが物色されはしたが、「主力企業の業績予想下方修正が目立ってきた」(大手証券)なかでは局地戦にとどまり、全体相場への波及効果は乏しい。東証1部は値下がり1630に対して値上がりはわずか61銘柄にとどまった。

 市場では「午後は香港やインドの株価動向が気にかかる。アジアの旧正月シーズンで休場が多いだけに売りが集中し、日経平均への売り圧迫につながる可能性もある」(いちよし証券、高橋氏)との声が上がっている。

 個別では、ニコンのほか、アサヒビール2502.Tが堅調。フルキャスト4848.Tがストップ高。一方、船井電機6839.OSや綜合警備保障2331.Tはストップ安。三井造船<7003

.T>も大幅安。JT2914.Tが軟調。

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