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日本水連が北京代表の水着選択を自由化、スピード社水着解禁

 6月10日、日本水泳連盟は、北京五輪の日本代表が着用する水着はどのメーカーの製品でも自由とすると発表した。写真は4月、英スピード社製の水着「レーザー・レーサー」を使用するオーストリアの選手。マンチェスターで撮影(2008年 ロイター/Nigel Roddis)

 [東京 10日 ロイター] 日本水泳連盟は10日、北京五輪の日本代表が着用する水着はどのメーカーの製品でも自由とすると発表した。同連盟の常務理事会メンバーが、常務理事会終了後に記者団に明らかにした。

 日本水連はミズノ、アシックス、デサントの国内3社と水着提供の契約を結んでおり、五輪代表選手は3社の水着を着ることになっていたが、今回の決定により、代表選手は北京で英スピード社製の水着「レーザー・レーサー」を着ることが可能になる。

 今月6─8日に行われた競泳のジャパン・オープンでは、17個の日本新記録のうち16個までがスピード社製水着を着用した選手によるもので、競泳界のエース、北島康介も200メートル平泳ぎでスピード社製水着を着て、従来の記録を一気に0秒99縮める世界新記録を樹立した。

 日本水連の佐野和夫専務理事は8日の大会終了後「選手が弾みをつけてきているので、そこに水をさしたくないとの気持ちがあり、自由に選手が(水着を)選べるように、制限がない方向にもって行きたい」との方針を示していた。

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