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野村HD、リーマンの欧州部門買収で基本合意

 9月23日、野村HDはリーマンの欧州部門買収で基本合意したと発表。写真は23日、ロンドンで(2008年 ロイター/Luke MacGregor)

 [東京 23日 ロイター] 野村ホールディングス8604.Tは23日、経営破たんした米リーマン・ブラザーズLEHMQ.PKの欧州・中東地域の株式・投資銀行部門を買収することで基本合意したと発表した。アジア部門の買収に続き、欧州・中東部門を手に入れることで、海外の基盤強化につなげる。 

 野村が買収するのは、欧州・中東地域の株式と投資銀行部門。リーマンは同地域で約6000人の従業員を抱えるが、野村はこのうち約2500人の雇用を引き継ぐ。リーマンの債券部門は買収後の効果が小さいとの判断から、買収の対象としなかった。22日正式発表となったアジア部門の買収と同様、リーマンのトレーディングに関連する資産や負債も買い取らない。買収金額は開示されていない。 

 リーマンは英国、オランダ、ドイツ、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)など10カ国で欧州・中東業務を展開している。一方、野村もロンドンを中心に欧州・中東で株式や債券の引き受け、トレーディングのほか投資銀行業務を約2000人体制で行っている。リーマンの業務を買収して引き継ぐことで、欧州・中東のマンパワーは倍増する。 

 経営破たんしたリーマンは地域ごとに事業売却を進めてきた。アジアの債券、株式、投資銀行の3部門は22日、野村が買収することで基本合意したほか、北米は英銀大手のバークレイズBARC.Lが買収で合意。これにより破たんから約1週間のスピードで、リーマンの主要事業の売却にメドがついた。

(ロイターニュース 江本 恵美記者)

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