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独VW株が半値に急落、ポルシェが踏み上げ緩和に動く

 10月29日、独VW株が半値に急落した。写真はフランクフルトの証券取引所でで撮影。(2008年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

 [フランクフルト 29日 ロイター] 29日のフランクフルト株式市場で独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)VOWG.DEが前日終値からほぼ半値に急反落した。

 筆頭株主の独高級車メーカー、ポルシェが、ショートスクイーズ(踏み上げ)を緩和する措置を発表したことが下落要因。

 数日間でVWの株価が4倍以上に跳ね上がったのも、元はと言えばポルシェの26日の発表が原因だった。ポルシェは26日、VWの42.6%の議決権株式のほか普通株31.5%のオプションを保有し、実質的に74.1%のVW株を確保していることを明らかにした。VW株の20%は州政府が保有しているため、浮動株は6%を下回った。

 その結果、デービッド・アインホーン氏率いるヘッジファンドのグリーンライト・キャピタルがVW株取引で大きな損失を被ったと同氏のポートフォリオに詳しい関係者は28日に話している。

 ポルシェは29日、「これ以上の市場のゆがみとその影響を回避するため」として、最大5%のVW普通株を手放す方針を明らかにした。

 26日のポルシェの発表以降、ショートカバーの殺到でVWの時価総額は2780億ユーロ(3480億ドル)に達し、28日の終値は過去最高値の945ユーロに急騰していた。29日の終値は45%安の517ユーロ。

 これまでのところ、ショートスクイーズで損失を被ったことを公に認めたヘッジファンドや銀行はない。

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