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情報BOX:米GMの再建計画概要

 [デトロイト 2日 ロイター] 米ゼネラル・モーターズ(GM)GM.Nが政府救済を求めて2日に提出した再建計画の概要は以下の通り。

 12月2日、米GMは政府救済を求めて再建計画を提出。11月19日、ニューヨークのGMディーラーで(2008年 ロイター/Shannon Stapleton)

 <政府への資金要請>

 ・180億ドルの資金を要請。120億ドルは融資、60億ドルは信用枠。

 ・破綻回避には12月末までに40億ドルの融資が必要、2009年3月末までに120億ドルが必要。

 ・資金提供と引き換えに政府にエクィティワラントを提供。

 ・2011年にも返済を開始。

 ・借り入れ資金の利用は連邦機関の監視のもと実行。

 ・再建計画に基づき業績目標を達成した場合は前倒しで返済。

 ・政府からの借り入れは他の債務に優先、詳細は今後詰める。

 ・既に法制化されたエネルギー省による環境対応車生産などに向けた融資36億ドルを申請中。燃費効率の高い自動車生産に向けた工場刷新に向け2次申請へ。

 <債務スワップ、配当停止>

 ・退職者医療保険の信託基金に関連した全米自動車労組(UAW)への210億ドルの債務を含め、GMの債務総額は656億ドル。

 ・356億ドルの債務削減を目指し、社債保有者と直ちに交渉開始。

 ・政府からの融資をを受けている間は配当停止。

 <販売見通し>

 ・業界全体の米国内自動車販売が1250万―1300万台となっても収支均衡となるよう、コスト削減へ。

 ・米国市場で22%近くのシェア維持を前提。

 ・計画では自動車業界の販売見通しとして3シナリオを想定。最も楽観的見通しでも2012年の乗用車・小型トラック販売は07年より縮小。

 ・基本シナリオでは、09年のは1200万台、10年は1350万台、11年は1450万台、12年は1500万台と想定。

 ・下降シナリオでは09年1050万台、10年1150万台、11年1200万台、12年1280万台と想定。

 ・上方シナリオでは09年1200万台、10年1400万台、11年1550万台、12年1620万台と想定。

 <ブランド・モデル・販売会社削減>

 ・ハマーに加え、ポンティアック、サーブ、サターンの各ブランド売却・事業縮小を検討。

 ・現在販売の83%を占めるチェビー、キャディラック、ビュイック、GMCの4ブランドに絞り込み。

 ・ポンティアックは数車種に絞り込み、サーブは売却先を模索。

 ・サターンのディーラーと今後の選択肢を検討。

 ・GMの車種は08年の48から12年は40まで減少。

 ・08年現在6450あるディーラーを12年までに4700に絞り込み。主要都市と郊外でのショールームを削減。

 <経営陣報酬>

 ・ワゴナー最高経営責任者(CEO)の09年報酬は1ドル、08・09年はボーナス受け取らず。

 ・09年の取締役報酬は1ドル。

 ・ヘンダーソン社長兼最高執行責任者(COO)は報酬30%削減。

 ・他の経営幹部は20%削減。

 ・社用航空機を全廃。

 <UAW交渉、労働コスト、給与>

 ・UAWと07年の労使協約の見直し交渉を開始。

 ・2012年までに時間あたり労働コストはトヨタ7203.Tに匹敵する水準に。

 ・2012年までに9工場閉鎖、北米での工場は現在の47から38に減少。

 ・08年に9万6000人の米国での雇用規模を12年までに6万5000―7万5000人に削減。

 ・製造コストを08年の81億ドルから12年には45億ドルに削減。「構造的」経常コストを08年の303億ドルから12年に232億ドルに削減。

 <燃料効率基準、>

 ・全車種での燃料効率を2020年までに40%改善、1ガロンあたり35マイルに。

 ・内燃機関型自動車に代わる電気自動車などへの投資を継続。

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