for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

米国株式は利食い売りで反落、通信株や金融株が安い

 [ニューヨーク 5日 ロイター] 米国株式市場は反落。利益確定売りが圧迫したほか、携帯電話機販売の減速に対する懸念を背景に大手通信会社が値下がりした。

 1月5日、米国株式市場は反落。写真はニューヨーク証券取引所で(2009年 ロイター/Shannon Stapleton)

 ダウ銘柄の通信大手ベライゾン・コミュニケーションズVZ.NとAT&TT.Nは、バーンスタイン・リサーチによる投資判断引き下げを受けて急落した。バーンスタインは、携帯電話機販売の減速と固定電話販売の減少を予想している。

 ドイツ銀行は、JPモルガン・チェースJPM.Nをはじめとする大手商業銀行16行の利益予想を引き下げた。これを受けて金融株も売られた。JPモルガンは7%近く急落。

 米株市場は年末年始の休暇で営業日の少なかった前週、6%超上昇した。世界大恐慌以来最悪の年となった2008年が終わり、回復への期待が高まっていた。

 ナイト・エクイティ・マーケッツのマネジングディレクター、ピーター・ケニー氏は「過去6―7週間のパフォーマンスにより市場はやや圧迫されるだろう。投資家は様子見姿勢を取るよりも利益確定の売りを出すことに積極的だ」と指摘した。

 ダウ工業株30種は81.80ドル(0.91%)安の8952.89ドル。

 ナスダック総合指数は4.18ポイント(0.26%)安の1628.03。

 S&P総合500種は4.35ポイント(0.47%)安の927.45。

 S&P電機通信株指数は3.9%安。バーンスタインがベライゾンとAT&Tの投資判断と目標株価を引き下げたことが嫌気された。ベライゾンは6.2%下落。AT&Tは3.4%安。

 フィラデルフィアKBW銀行株指数は3.7%安。S&P金融株指数も2.5%下落した。JPモルガンは6.7%急落し、ダウの下げを主導した。

 一方、ダウ銘柄の自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)GM.Nは1.6%上昇。同社の12月の米自動車販売が予想ほど悪くなかったことが背景。フォード・モーターF.Nは4.9%急伸した。

 原油価格の上昇を受けてエネルギー株も買われた。米原油先物は、イスラエル軍のガザ侵攻などによる供給懸念から5%超上昇した。S&Pエネルギー株指数は1.4%高。コンソル・エナジーCNX.Nは8.5%急伸した。

 ナスダック銘柄のアップルAAPL.Oは4.2%上昇。スティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)が健康状態について投資家を安心させたことが背景。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up