[東京 12日 ロイター] 内閣府が12日発表した2008年10─12月期実質国内総生産(GDP)の2次速報値は、前期比マイナス3.2%(年率マイナス12.1%)となった。1次速報値はマイナス3.3%(同マイナス12.7%)だった。
ロイターが民間調査機関を対象に行った事前調査では、予測中央値は前期比マイナス3.3%(同マイナス12.7%)と、1次速報値と同様の数値が見込まれていた。
民間企業設備投資の2次速報値は前期比マイナス5.4%(ロイター予測はマイナス5.0%、1次速報値はマイナス5.3%)だった。民間在庫品増加の成長率への寄与度はプラス0.5%(ロイター予測はプラス0.2%、1次速報値はプラス0.4%)となった。
また、08年度政府経済見通しの実質GDP成長率(マイナス0.8%程度=訂正)を実現するために必要な残り1四半期の伸び率は、5.0%(年率21.7%)程度となる。1次速報発表時には、5.6%(同24.2%)の成長が必要とされていた。
*本文第3段落の08年度政府経済見通しの実質GDP成長率「プラス0.8%程度」を「マイナス0.8%程度」に訂正します。