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3月米フィラデルフィア連銀業況指数は改善、雇用は過去最悪

 3月19日、3月の米フィラデルフィア地区連銀製造業業況指数はマイナス35.0と、前月のマイナス41.3から改善した。写真は18日のNY証券取引所(2009年 ロイター/Brendan McDermid)

 [ニューヨーク 19日 ロイター] 米フィラデルフィア地区連銀が発表した3月の製造業業況指数はマイナス35.0と、前月のマイナス41.3から改善した。エコノミストの予想平均はマイナス38.0だった。

 ゼロが判断の分かれ目となる。

 バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(ニューヨーク)のシニア為替ストラテジスト、マイケル・ウルフォーク氏は「指数は依然としてマイナスだが、昨年第4・四半期と比べて安定してきている。これまでの落ち込みペースを考えれば不思議ではなく、製造業の回復はまだみられていないが、ある程度の安定は見受けられる」と述べた。

 一方、項目別では一部でさらに落ち込みがみられ、従業員数はマイナス52.0と1968年の統計開始以降で最悪となった。新規受注もマイナス40.7に悪化し、1980年7月以来の水準となった。

 6カ月先の見通しでは、設備投資がマイナス21.8と統計開始以降で最悪となった。

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