for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

IMF、対ルーマニア融資プログラムで合意

 3月25日、IMFは対ルーマニア融資プログラムで合意したことを明らかに。写真は記者会見場を出るIMF関係者(2009年 ロイター/Bogdan Cristel)

 [ブカレスト 25日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)は25日、ルーマニアに対し、IMFから129億ユーロ、欧州連合(EU)から50億ユーロの融資を含めた計200億ユーロの融資プログラムの実施で合意したことを明らかにした。

 IMFによると、ルーマニアとの期間2年のスタンバイ取り決めについてIMF理事会が承認すれば、同国は50億ユーロの融資を受けることができる。

 IMFのストロスカーン専務理事は、今後数週間でルーマニアへの融資を協議する理事会が開かれるとの見通しを示した。

 今回の融資目的は、ルーマニアの財政政策の強化、財源支援、長期的な財政安定化。融資条件には、社会政策予算の拡大、年金生活者の保護強化が盛り込まれた。  

 EUで支援を受けるのは、ハンガリー、ラトビアに続いて3カ国目。

 エコノミストは、今回の対ルーマニア融資合意について、市場の警戒感が後退し、ルーマニアの通貨レウへの圧力が緩和する、とみている。レウは年初から、ユーロに対して過去最低水準付近で取引されている。

 ただ、ルーマニアには財政出動の余地が生まれるものの、同国経済が今年、リセッション入りするのを回避することはできないとみられる。

 IMFは、ルーマニアの経済見通しが暗いことを認めているが、今回の支援で世界的な金融危機の影響が緩和されるとの見方を示している。

 今回の融資には、世銀と欧州復興開発銀行(EBRD)も参加する。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up