[東京 1日 ロイター] 日銀が1日発表した3月全国企業短期経済観測調査(短観)によると、大企業製造業・業況判断指数(DI)はマイナス58となり、前回の12月短観から34ポイント悪化した。6月予測はマイナス51となった。
大企業非製造業・業況判断DIは、マイナス31となり、前回調査から22ポイント悪化。6月予測はマイナス30となった。
中小製造業・業況判断DIはマイナス57となり、前回調査から28ポイントの悪化。6月予測はマイナス63となった。
中小非製造業・業況判断DIはマイナス42となり、前回調査から13ポイント悪化。6月予測はマイナス52となった。
2009年度の設備投資計画は、大企業・全産業は前年度比マイナス6.6%、中小企業・全産業は同マイナス35.6%となった。
2009年度の経常利益計画は、大企業・全産業は前年度比マイナス11.0%、中小企業・全産業は同マイナス2.8%となった。
ロイターの事前調査では、大企業製造業DIの予測中央値は、足元でマイナス55、6月予測はマイナス52。大企業非製造業DIの予測中央値は、足元と6月予測がともにマイナス25だった。
中小企業製造業DIの予測中央値は、足元と6月予測がともにマイナス57。中小企業非製造業DIの予測中央値は、足元でマイナス44、6月予測はマイナス48だった。