[台北 8日 ロイター] 台湾の半導体メーカー、義隆電子は8日、米アップルの携帯端末「iPhone」などに搭載されるタッチスクリーン技術が自社の持つ特許権を侵害しているとして、アップルを相手に提訴する方針を明らかにした。
義隆電子(エラン・マイクロエレクトロニクス)によると、同社はタッチスクリーンやタッチパッド上で指の位置を認識する技術について特許権を持っている。
同社はこれまでにも、米電子機器メーカーのシナプティクスを相手にした同様の裁判で勝訴しており、特許権を侵害しているアップル製品について販売の差し止めを求めるという。ただ、アップルに請求する賠償金額については明らかにしなかった。
これに対して、アップルからのコメントは得られていない。