[デトロイト 17日 ロイター] 米ゼネラル・モーターズ(GM)GM.Nのヘンダーソン最高経営責任者(CEO)は17日、破産法の適用を申請せずに再建が可能との見方を示す一方で、申請が必要となる可能性が高まっていると警告した。
同CEOは記者会見で、破産法の適用申請をめぐる決定について、米政府の自動車作業部会からは圧力を受けていないと述べた。GMは破産法を活用しない再建を依然として望んでいるが、必要であれば同法の適用を申請する用意があると話した。
「シボレー」「キャデラック」「ビュイック」「GMC」を含む4つの中核ブランドを維持する方針に変わりはないが、ブランド戦略のすべての要素を見直していると述べた。
同社が主力ブランドの1つを放棄しようとしているとの報道については「憶測だ」とした。
傘下の独自動車メーカー、オペルへの投資をめぐり、金融・工業セクターを含め6社以上と接触したことを明らかにした。