[東京 23日 ロイター] 政府は27日に公表する新たな政府経済見通しで、2009年度の実質国内総生産(GDP)見通しをマイナス3.3%に下方修正する方針だ。政府筋が23日、ロイターに対して明らかにした。
現在の政府による09年度見通しはゼロ%。昨年末に現行見通しを決めた後も世界・日本経済が想定を上回るスピードで悪化していることを受け、大幅に下方修正する。政府・与党が10日に決定した財政支出15.4兆円程度の過去最大規模の追加経済対策の効果を2%程度と見込んでいるが、それを反映しても大幅なマイナス成長になると判断した。