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今日の株式見通し=弱含み、豚インフルエンザに警戒感

 [東京 27日 ロイター] きょうの東京株式市場では弱含みの展開が予想されている。米大手銀行19行を対象とする健全性審査(ストレステスト)の結果公表を5月4日に控えるほか、クライスラー[CBS.UL]の経営問題も不透明感が強く、様子見姿勢が続くとみられている。

 メキシコや米国で豚インフルエンザが人に感染していることについては、製薬会社など材料銘柄が物色される可能性がある半面、「世界保健機構(WHO)が警戒水準を引き上げる可能性も出ている。足元でやや円高が進み、グローベックス(シカゴの24時間金融先物取引システム)で米株先物が軟化するなど、警戒感が表れているようだ。経済活動への支障が意識されれば株価下押し圧力となる」(明和証券シニア・マーケットアナリストの矢野正義氏)との声も出ている。

 日経平均の予想レンジは8600円─8900円。

 前週末24日の米株市場はフォード・モーターF.Nなどの企業決算や3月の米耐久財新規受注などの経済指標が予想を上回ったことを受け、続伸した。米連邦準備理事会(FRB)は国内大手銀行19行を対象としたストレステスト(健全性審査)について、審査方法などの詳細を発表したが、市場の反応は限定的だった。きょうの東京市場は、米株高を受けて朝方は買い戻しが入る可能性があるものの、「買い一巡後は戻り売りが出やすく、9000円には届かない」(大和証券SMBCグローバル・プロダクト企画部部長の高橋和宏氏)とみられている。

 豚インフルエンザについては、地域、感染人数が限定的となっているが、「市場がどのように織り込むのかを見極めたい」(国内証券)との声が少なくない。一方、今週から国内企業決算が本格化。きょうは日本郵船9101.T、川崎汽船9107.T、商船三井9104.Tなどの海運企業の決算が発表が予定されている。

 (ロイター日本語ニュース 石渡亜紀子記者)

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