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アジア通貨は下落、豚インフルエンザへの懸念で

 4月27日、アジア通貨は豚インフルエンザへの懸念でマレーシアリンギ主導で下落。写真はクアラルンプール空港で米国からの乗客をチェックする警察当局者(2009年 ロイター/Bazuki Muhammad)

 [シンガポール 27日 ロイター] 27日のアジア通貨は下落。北米での豚インフルエンザ感染確認を受け、マレーシアリンギ主導で売られている。投資家は、豚インフルエンザの感染拡大が、回復の兆しがみられるとされる世界経済に与える影響を懸念している。

 メキシコでは豚インフルエンザで100人以上が死亡。感染は米国とカナダでも報告され、欧州、イスラエル、ニュージーランドでも感染が疑われているという。

 リンギは約0.7%安の1米ドル=3.607リンギに下落。

 あるトレーダーは「豚インフルエンザに対する世界的な懸念で、リスク回避の動きがみられる」と述べた。

 3カ月物ノンデリバラブル・フォワードは3.61リンギで、現物からの0.2%の下落を示している。

 シンガポールドルは0.2%安の1ドル=1.4950シンガポールドル。リスク回避のため、投資家は米ドルのショートポジションのカバーを余儀なくされている。

 シンガポール金融管理局(MAS)は14日、景気刺激策として、貿易加重平均に基づき構成される通貨バスケットに対するシンガポールドルの変動幅の中央値を引き下げたが、シンガポールドルは弱気相場が続いている。

 DBS銀行のアナリストは「ユーロ安が続く限り、リスクとリターンのバランスを考慮すれば、米ドルが対シンガポールドルで上昇する余地がある。なぜならシンガポールドルの名目為替実効レートは変動幅の上限まで来ているからだ」と指摘した。 

 フィリピンペソも0.3%下落し、1米ドル=48.58ペソ。マニラ株式市場の低調ぶりが心理を悪化させている。ただ、フィリピン中銀が再び市場介入する可能性が懸念されるなか、先週につけた7週間ぶり安値は上回って推移している。

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