[ワシントン 4日 ロイター] 全米リアルター協会(NAR)が4日発表した3月の住宅販売保留指数は2カ月連続で上昇し、住宅市場の底打ちは近いとの見方を支援する内容となった。
指数は前月比3.2%上昇の84.6と予想外に上昇。ロイターが集計したエコノミスト予想は前月と変わらずだった。
前年同月比は1.1%上昇した。
前月は82.1から82.0に下方修正された。
NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は住宅購入者に向けた8000ドルの税控除などの支援措置を受けて初回の住宅購入者による契約が増加したと指摘。「経済全体の好転に必要とされる住宅市場の回復を証明するには、数カ月間にわたる持続した成長が必要だ」と述べた。