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新型インフル感染拡大、国民の健康と経済を同時に考える時期=財務相

 5月23日、与謝野馨財務・金融・経済財政担当相は、新型インフルエンザ感染が拡大していることについて、国民の健康と経済を同時に考える時期にきたと述べた。3月撮影(2009年 ロイター/Andrew Winning)

 [東京 23日 ロイター] 与謝野馨財務・金融・経済財政担当相は23日午前のNHK番組で、新型インフルエンザ国内感染者数が急増していることについて「国民の健康と経済を同時に考えなければならない時期にきた」と述べ、経済への悪影響を警戒した。

 与謝野財務相は「あまり楽観してものを言ってもいけないし、警戒し過ぎてもいけない」としながらも、新幹線の売り上げが10%減少するなど経済への影響が出始めていることを挙げ、初めてマクロ経済への悪影響に言及した。

 景気の現状については「最悪期は脱し、いい数字が出てきた」と底入れの兆しを示唆したが、一方で「楽観してはいけない。雇用情勢はまだ厳しい。世界経済の中には、心配な要素がいくつかある」とも語り「これを間違うと、日本経済はまた下(方)に行ってしまう」と語った。

 また、政府の経済運営の指針となる「骨太方針2009」は6月23日ごろにとりまとめる考えを明らかにした。

 焦点になる財政健全化目標の見直しに関して与謝野財務相は、あらためて2011年度の基礎的財政収支(プライマリーバランス)黒字化目標達成は「無理だ」と明言。新たな政府の財政健全化目標についてフロー・ストック両面から検討していることを明らかにした。

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