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米GMの資産売却、数年かかる可能性=アナリスト

 [ニューヨーク 1日 ロイター] 米自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)GM.Nは1日、連邦破産法11条の適用をニューヨーク州マンハッタン破産裁判所に申請。資産売却に乗り出すが、業界アナリストや銀行関係者は、対象資産すべての売却には数年必要とみている。

 6月1日、米GMの資産売却には数年かかる可能性も。写真はコロラド州デンバーのGM販売店(2009年 ロイター/Rick Wilking)

 GMは、売却を希望する資産はすべて「旧GM」に移管し、その他の売却しない資産は「新生GM」に移す計画。「旧GM」には、ハマーやサーブ、サターンなどの各ブランドや、一部工場が移管される見通し。

 破産手続きでは、裁判所がすべての売却を承認する必要があり、債権者も売却に反対する権利を持っているため、通常よりも時間がかかる。

 破産申請を受けて資産が安値で買い叩かれる可能性もあるが、これらの資産はすでに価値が落ちているため、影響は大きくないとみられる。

 売却プロセスに関与する関係者は「資産価値はすでにゼロだ。破産法を申請したことにより、価値がこれより下がることはない」と述べた。

 <ハマー、サーブ>

 GMはここ1年近くにわたり、ハマーの売却先企業を模索している。

 ある関係者は1日、ロイターに対して、GMはハマーに関する決定を数日以内に発表する、と述べた。買収候補は海外の2社、としている。

 投資銀行の関係者は、ハマーの売却価格は1億ドル以上にはならない、とみる。当初は5億─7億5000万ドル程度と予想されていた。

 GMは、サーブの売却先も募っている。関係筋によると、スウェーデンの高級車メーカーのケーニグセグ、米実業家アイラ・レナート氏、および同氏が率いるレンコ・グループが、選考の最終段階に残っている。

 GMは1990年にサーブの50%株を7億ドルで買収。2000年には1億2500万ドル支払いと債務引き受けで残りの株を取得した。GMからのサーブ買い手はこれを大幅に下回る価格で取得する見通し。

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