[東京 4日 ロイター] 日本自動車販売協会連合会(自販連)が4日発表した5月の車名別新車販売台数(軽自動車と輸入車除く)は、トヨタ自動車7203.Tの「プリウス」(新旧合計)が1万0915台で、1997年の発売以来初の首位になった。
5月に発売した新型は事前受注が8万台に達していた。
4月にハイブリッド車として初の首位に立ったホンダ7267.Tの「インサイト」は8183台で3位。2位は同社の小型車「フィット」で8859台だった。トップスリーのうち2車種がハイブリッド車、1車種が小型車となり、4月に始まったエコカー減税も手伝い、消費者の低燃費志向があらためて浮き彫りになった。
エコカー減税対象車を15車種そろえた日産自動車7201.Tも、10位以内に3車種が入った。