for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

5月米雇用者数は前年9月以来の小幅減、失業率は悪化

 6月5日、5月の非農業部門雇用者数は34万5000人減と、08年9月以降で最も小幅なマイナスとなった。写真は3月ニューヨークで開かれたジョブフェアで撮影(2009年 ロイター/Shannon Stapleton)

 [ワシントン 5日 ロイター] 米労働省が発表した5月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が34万5000人減と、2008年9月以降で最も小幅なマイナスとなった。減少幅は市場予想の52万人減を大幅に下回った。

 一方、失業率は9.4%と前月の8.9%から上昇、1983年7月以来の水準に達した。予想は9.2%だった。新規労働力人口が急増したことや雇用の落ち込みが失業率の悪化につながった。

 3・4月の非農業部門雇用者数はそれぞれ65万2000人減(前回69万9000人減)、50万4000人減(同53万9000人減)に修正された。

 スイス再保険(ニューヨーク)のチーフ米国エコノミスト、カート・カール氏は「ようやく良いニュースが出てきた。いずれかの段階で(減少数が)30万人の範囲に向かう必要があった。結局のところこれまでに信じられない規模の人員削減が実施された」と述べ、「今回の数字はおそらく異常値ではなく、年末までは改善が続く可能性が高い」との見方を示した。

 業種別では建設セクターが前月の10万8000人減から5万9000人減に減少幅が縮小。政府による総額7870億ドル規模の景気対策が支援した可能性がある。

 サービス業は12万人減。前月は23万人減だった。製造業は15万6000人減。クライスラーの破産法適用申請による工場閉鎖が影響した可能性がある。前月は15万4000人減だった。

 教育・医療関連は4万4000人増。前月は1万3000人増加した。レジャー・接客業は3000人増。これまで減少が続いていた。

 07年12月のリセッション(景気後退)以降に失われた雇用数は600万人に達した。 

 平均週間労働時間は前月の33.2時間から33.1時間に縮小。時間当たり賃金は18.54ドルに上昇。前月は18.52ドルだった。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up