[ワシントン 5日 ロイター] バイデン米副大統領は5日、朝方発表された5月の雇用統計で非農業部門雇用者数の減少幅が予想を大幅に下回ったことについて、心強い兆候であると述べた。ただ、米経済がリセッションから脱却するまでの道のりは依然長いとの見方を示した。
また副大統領は記者団に対し、オバマ米大統領は8日、向こう数カ月をかけての景気回復に向けたプロジェクトを「強化する」計画を発表する予定であると述べた。
バイデン副大統領は、オバマ政権は毎月の雇用数が増加に転じるまでは満足しないと述べ、「大統領と自分は8日、夏にかけての景気対策実施の強化に向けた計画を発表する」と語った。