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米金利上昇、インフレへの不安が背景なら懸念=SF地区連銀総裁

 6月5日、米サンフランシスコ地区連銀のイエレン総裁は最近の米国債利回りの上昇について、FRBがインフレを抑制できないとの不安が理由なら「懸念される」と表明。撮影日等不明(2009年 ロイター)

 [ワシントン 5日 ロイター] 米サンフランシスコ地区連銀のイエレン総裁は5日、最近の米国債利回りの上昇について、連邦準備理事会(FRB)がインフレを抑制できないとの不安が理由なら「懸念される」と表明した。 

 同総裁は金融市場に関する討論会で「FRBのバランスシート拡大がインフレにつながるとの懸念が一部で出ている。政策を巻き戻す際に政治的・技術的な困難に直面する可能性があるという理由だ」と指摘。「こうした主張に今のところ説得力があるとは考えていないが、このような不安が最近の米国債利回りの上昇の背景にあるなら懸念される」と語った。

 イエレン総裁は国債購入を含むFRBのクレジット市場対策は「成功のようだ」と評価した。こうした政策が資金借り入れコストの低下や景気刺激に及ぼした影響を踏まえれば、「ゼロ金利をめぐる問題はこれまで考えられていたほどコストが大きくない可能性がある」との見解を示した。

 ただ、「金融政策で非伝統的な手段を用いることは、意図しなかった結果をもたらすリスクと不透明性を必然的に伴う」と付け加えた。

 景気見通しには言及しなかった。

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