[ワシントン 24日 ロイター] 米国際貿易委員会(ITC)は24日、シャープ6753.Tが韓国サムスン電子005930.KSの液晶関連特許を一部侵害したと認定し、当該特許技術を活用したシャープ製液晶テレビなどの輸入販売を禁じる限定的な排除命令を出した。
本件に関する調査は2008年1月から始まった。今年1月、ITCが委託した行政法判事は2件の特許侵害を判定したが、ITCはうち1件の侵害認定を見送っていた。
シャープもサムスン電子が液晶関連特許を侵害したと申し立てていた。これについては、行政法判事が6月に入り、4件の特許侵害を認めている。